機能性食品とは

機能性食品や栄養補助食品、特定保健食品などという言葉のついた食品をよく目にするようになってきました。これらをすべて総称して、一昔前までは健康食品と言っていました。ここ数年は、健康食品の事をサプリメントと呼ぶことが増えてきました。薬品との区別がつきにくいので、健康的な効果を誇大な広告で宣伝したり、誤解や勘違いなどのトラブルが効能に関しては多々あるというのもよく聞かれます。中には悪質な業者が健康食品と称して、根拠のない食品を高額商品として販売していることも少なからずありました。いろいろな経緯から、健康食品の表示についての規制を厚生労働省は始めました。栄養素を一定の量を認めるものについて、機能性食品や栄養補助食品などという名称を付けて区別するようにメーカー側が変わってきました。法律上薬だけが、特定の症状に効くと言えるのです。薬ではない機能性食品については、一般的には宣伝活動を行う際は法に触れない程度にとどめておかなければならないことになっています。他の粗悪な健康食品と区別がつきませんが、薬以外はすべて食品扱いになります。機能性食品という名称を付けて宣伝するように、いまいちアピール効果も弱いことからなっているようです。栄養素としての成分の存在をアピールしているのが、機能性食品なのです。健康的な商品で、他の健康食品よりも体に良いというイメージを、機能性食品の場合はアピールしています。