薬とサプリメントの飲み合わせ

 

薬とサプリメントの両方を摂取する際は、注意しなくてはなりません。サプリメントや薬の相性によっては、互いの効果を不必要に高めてしまったり、相殺して消してしまったりします。グレープフルーツは便秘対策や疲労解消にいいとされている果物ですが、酵素が薬を分解する作用を阻害します。薬の効果が強烈すぎてしまう場合があるというわけです。サプリメントもそうですが、グレープフルーツジュースや生食しても効果は同じなので特に注意が必要です。ビタミンＫを豊富に含む野菜として知られているのが、ブロッコリーやほうれん草などです。ビタミンＫは血液凝固を阻害する作用があります。もしもワルファリンのような血液の凝固を促進する薬を使っている人が、クロレラやケールの多い青汁から多くのビタミンＫを摂取していると、薬の効き目が異なってしまうことがあります。医療機関の診察を受けて何らかの薬を処方された場合、普段使っているサプリメントを継続使用しても大丈夫かは専門医の判断に従いましょう。もし聞くのを忘れてしまった場合は、薬を飲んでいる間はサプリメントを取るのを中止した方が良いでしょう。薬とサプリメントの関係は相性によりますので、何の影響もない場合もあれば、体に悪影響が出る場合もあります。サプリメント薬は全く別ものであり、どの薬とどのサプリメントを飲んだかで副作用が出ることもあります。